ＰＨＰ文庫 摩訶不思議シティ名古屋の本

中沢 天童【著】

ＰＨＰ研究所（2000/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 271p／高さ 16cm
• 商品コード 9784569574684
• NDC分類 291.55
• Cコード C0176

出版社内容情報

超マイペース都市・名古屋の面白さを紹介。　　人がゆっくり歩く、女子高生がラーメンに群がる、モーニングサービスにオマケがつく……超ユニークな名古屋文化を余す所なく紹介。　　東京、大阪に次ぐ大都市でありながら、イマイチ地味な存在である「名古屋」。しかし、その実態を深く観察して行くと、意外な魅力が数え切れないほど見えてくる……。本書では、、名古屋に生まれ育った著者が、“名古屋における常識”の中にある、人々の言動や生活習慣、思考様式などの特殊性を、おもしろおかしく紹介しながら、｢名古屋文化｣の深遠なる本質を説き明かす。▼内容は、◎値切り倒したあげく、オマケも要求する！、◎｢貯金・現金・堅実｣がモットー、◎驚くほどのマイカー天国、◎“名古屋の夜”は9時でお開き、◎パチンコのふるさと、◎地元以外では名古屋弁を口にしない、◎巨人の星対中日の星野あくなき戦い、◎ニッポンのアウトバーン・天下自慢の100メートル道路、◎景気に左右されない「松坂屋族」、◎名鉄電車は今日も走る、◎個性派ぞろいの名古屋企業、◎木曽川が誇る水の美味しさ、◎どこにも負けない喫茶店の量と質……など、話題満載。　　●第1章　人呼んでナゴヤニアン　●第2章　見たか！　天下の名古屋自慢　●第3章　ワンダーランド“NAGOYA”の伝説　●第4章　マジカル名古屋ミステリーツアー

内容説明

東京、大阪に次ぐ大都市でありながら、イマイチ地味な存在である「名古屋」。しかし、その実態を深く観察して行くと、意外な魅力が数え切れないほど見えてくる…。本書では、名古屋に生まれ育った著者が、“名古屋における常識”の中にある、人々の言動や生活習慣、思考様式などの特殊性を、おもしろおかしく紹介しながら、「名古屋文化」の深遠なる本質を説き明かす。

目次

第１章　人呼んでナゴヤニアン（値切り倒したあげく、オマケも要求する！？；お得なプレゼント情報は絶対に見逃さない；「貯金・現金・堅実」がモットー　ほか）
第２章　見たか！天下の名古屋自慢（金の鯱は名古屋人の自慢！？；尾張名古屋はきしめんとエビフライでもつ！？；ニッポンのアウトバーン、天下自慢の１００メートル道路　ほか）
第３章　ワンダーランド“ＮＡＧＯＹＡ”の伝説（貯金好きの名古屋人なのになぜか都市銀行が少ない；ういろうときしめんはなぜ名古屋名物になったのか；名古屋のご当地ソングは売れない　ほか）
第４章　マジカル名古屋ミステリーツアー（観光のメッカ犬山は、明治と猿と鵜でもつ；日本ライン下りの謎；伊勢神宮の謎　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[のり]

愛知県を知る。その⑤。本書2000年発刊当時、セブンイレブンが進出してなかったんだ。今では(2012年)、至るところにセブンが鎮座。恐るべしドミナント方式。

2012/09/18

[海]

中澤天童「名古屋の本」読了。「名古屋学」よりもライトな感じ。ちょっと今まで読んだ名古屋関係の本やマンガに比べると内容が浅いかなあ…。名古屋の独自性を知るとっかかりにするにはいいような気がする。東京から名古屋に向かう新幹線の車内で気軽に読むような本。

2011/04/04