内容説明
強く生きなくていい。でもそれではどう生きればいい?生きづらいこの世界だから、アメリカ文学でも読んでみようかな…。
目次
1(『遠い声 遠い部屋』―何者でもないわたしへ;フォークナーの振り切れない人びと;ギンズバーグは「カディッシュ」;ボブ・ディラン―自己を他者化するパフォーマー;ルー・リード―落ちゆく者の落ちなさ;真剣な気晴らし―ブコウスキーの死のかわし方;J・Jの詩学―ここからここへ(『パターソン』→『デッドマン』→『パターソン』))
2(『白鯨』―震災後のまなざしで読み直す;エドガー・アラン・ポーについて;『緋文字』のホーソーンのまなざし;『ウォールデン』―宇宙の一点に仮住まいする雄鶏の声;フラジャイル・ホイットマン;苦悩と狭さから―ディキンスンを読む)
著者等紹介
堀内正規[ホリウチマサキ]
早稲田大学文学学術院教授。19世紀アメリカ文学、とりわけラルフ・ウォルドー・エマソン、ハーマン・メルヴィルなどを専門とする一方、ボブ・ディラン、日本の現代詩などについても執筆活動をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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