PHP文庫<br> 平清盛―時代を切り拓いた武家の棟梁

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平清盛―時代を切り拓いた武家の棟梁

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  • サイズ 文庫判/ページ数 397p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569574653
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

初めての武家政権を開いた武将の波乱の生涯。  平家の棟梁として貴族に代るはじめての武家政権を開いた清盛。実力で武家の地位を高め、栄耀栄華を極めた武将の波乱の生涯を描く力作。  貴族政治が限界に及んだ時代に、平家の棟梁として初めての武家政権を開いた平清盛。本書は、彼の果敢な生涯を軸に、平氏の勃興から滅亡までを描いた長編歴史小説である。▼白河法皇の院政下、寺社勢力との抗争などから、平氏・源氏に代表される武家の台頭が顕著になっていた。中でも平氏は貴族に巧みに取入り、着実に力をつけていく。そんな折り、平氏の棟梁・忠盛は白河院の胤を身篭った祇園女御の妹・安子を賜ることに。子は忠盛の長男としてこの世に生を受ける。清盛の誕生である。やがて清盛は父が築いた地位と富を受け継ぎ、平家の棟梁として保元・平治の騒乱を制圧、源氏の勢力を削ぐとともに、朝廷に確かな地盤を築いていった。1167年、清盛は太政大臣に昇進。ここに平氏一門による政権が誕生し、以後十数年にわたり、一門は栄耀栄華を極めるのである。▼貴族政治の終焉と武家政権の誕生、中世の幕開けとなった時代をパノラマ的に描く力作である。  ●第一幕 比叡僧兵 ●第二幕 平氏勃興 ●第三幕 保元血風 ●第四幕 平治騒乱 ●第五幕 平氏極盛 ●第六幕 後白河院 ●第七幕 陰謀発覚 ●第八幕 平氏落日 ●第九幕 諸行無常 

内容説明

「すばらしいお子じゃ。天下の権はこの子に集まろう。よう見い。恐れを知らぬ、この面構えを―」。白河法皇のご落胤でありながら、武将平忠盛の長男として生を受けた清盛。貴族政治が限界に及んだこの時代に、父を継ぎ、武門の棟梁として初めて政権を打ち立てた男である。中世の扉を開いた清盛の果敢な生涯を軸に、平氏の勃興から源平合戦、そして滅亡までを描く長編小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MIKETOM

9
何となくの思い込みで、清盛というのは日本史の中でも特に悪いヤツというイメージがあった。しかしこれを読んでみるとそれほどのものでもなく、普通に権力闘争をした人という感じだった。むしろ情に負けて頼朝や義経を処刑しきれなかった結果がああだったことは、お人好しと言っていいぐらい。悪いヤツと言えば後白河のほうがずっと腹黒い。天皇が権力欲を持つとロクなことはないという典型例。それから、むっちゃウザいヤツラがいる。比叡山他、有力寺の僧兵ども。コヤツラがとにかくウザい。とてつもなくウザい。後年、ブチ切れた信長が→2025/05/25

とんこ0211

0
今やってる大河ドラマがややこしいので読んでみた。脚本に近いのかも。おもしろかった。2012/06/12

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