出版社内容情報
本書は、LoRaWANを使ってこのTheThingsNetworkにつなぐ方法を解説しています。
内容説明
「LoRaWAN」を使ったIoTサービスが、「本格化運用」の時期に入り、IoTデバイス数が増えてくると不安になるのが、ネットワークの問題。そこで「The Things Network」にフォーカス。世界最大のLoRaWANコミュニティとして拡大しているオープンなクラウドIoTプラットフォームなので、だれでも手軽に始めることができます。「The Things Network」に実装されている「ソフト設定」や「IoTデバイスの実装方法」などの「Tips&Tricks」についても紹介。
目次
第1章 シェアリング・ネットワーク(「IoT」の普及とネットワークの課題;「IoT」と「サブGHz帯」の関係 ほか)
第2章 「The Things Network」の基本機能(「LoRa」と「LoRaWAN」プロトコル;「The Things Network」のアーキテクチャ ほか)
第3章 「The Things Network」を体験(「The Things Network」の準備;「The Things Network」アカウントの作成 ほか)
第4章 「The Things Network」とアプリケーション連携(「Cayenne」との連携;「DataStorage」との連携 ほか)
附録 「The Things Network Kagoshima」ユースケース(農業IoTサービス提供、背景と経緯;「The Things Network」が選ばれた理由 ほか)
著者等紹介
吉田秀利[ヨシダヒデトシ]
シーアールアイジャパン(株)代表取締役。国産Unixワークステーション会社を経て独立。Apple Talk通信ソフト“COPSTalk”パッケージ販売、Apple社へ“COPSTalk”OEM供給をはじめ、Macintosh用印刷・通信関係数々のソフトウェアを国内販売。2005年、台湾ネットワーク機器メーカー台湾CeLAN Technology社日本代表を兼務、国内通信キャリアにパケット管理機器をOEM供給中。2013年からはiBeaconアプリおよびビーコンCMSサービス事業の立上げを手掛ける。2016年10月からThe Things Network Japan Ambassadorを務める
尾鷲彰一[オワシショウイチ]
(株)オープンウェーブ代表取締役。1975年6月30日生まれ。製造業の情報系グループ会社にて16年のIT業界の経験を経て、2014年7月に独立。前職にて、2011年よりオープン・ソースを活用したクラウドビジネスを企画、立ち上げ。現在は、オープン・ソース、クラウド、IoTをベースにしたビジネスを展開中。ニッポンクラウドワーキンググループ理事、日本ADempiereの会理事就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。