出版社内容情報
秘術を駆使した“影の軍団”の実態に迫る! 戦国から江戸にかけて、超人的な秘術を駆使し、諜報・攬乱に暗躍した“忍びの者”とは? 忍者・乱波・御庭番等の足跡から実態に迫る。 超人的な五感と鍛え抜いた肉体を持ち、音もなく風のごとく現れ消える忍術を駆使し、手裏剣、鉄びしなどの忍具を自在に使いこなす忍者。服部半蔵、風魔小太郎、猿飛佐助……かつて小説やテレビ、映画、マンガの世界で忍者ブームが巻き起こったとき、黒装束に覆面のヒーローたちに心躍らせなかった少年は恐らくいないだろう。しかし、諜報と攪乱に暗躍した“忍びの者”の実態とはいったいどのようなものだったのだろうか?▼本書は、まず忍者の源流を遡り、武田信玄・上杉謙信ら戦国武将と忍者軍団の関係、忍術伝書が伝える秘術・忍技・忍具の解説、実在した忍者たちの足跡、江戸時代における御庭番などの活動などを、豊富な資料と多数の図版を用いて考察しており、戦国時代から江戸時代にかけて暗躍した“特殊部隊”の実態を克明にとらえることができる。▼歴史ファンはもとより、忍者に心躍らせたかつての少年たちにも楽しめる、忍者解読の決定版である。 ●第1章 忍者とは何か ●第2章 戦国期に活躍した忍者の実態 ●第3章 忍者の横顔 ●第4章 江戸幕府に組込まれた隠密
内容説明
戦国時代から江戸時代にかけて諜報と攪乱に暗躍した“忍びの者”とは何者なのか?また、武将たちは彼らをどう操り、どう活かしたのか?伊賀者、甲賀者、乱波、秀波、御庭番などの足跡をたどり、その源流と生態から駆使した認技や忍具、戦国、江戸に生きた実在の忍者の素顔まで、隠密と奇襲に暗躍した影の“特殊部隊”の実態に迫る、歴史ファン必読の一冊。
目次
第1章 忍者とは何か(不可思議・不気味な忍者たち;忍者の源流をたどる)
第2章 戦国期に活躍した忍者の実態(戦国武将と忍者軍団;伊賀者・甲賀者とスッパ・ラッパ ほか)
第3章 忍者の横顔(伊賀者を支配した服部半蔵;正体不明の伊賀上忍・百地丹波 ほか)
第4章 江戸幕府に組込まれた隠密(“隠密組織”はどのようになっていたか?;将軍直属の御庭番が登場 ほか)