出版社内容情報
わらべ唄をモチーフに描かれるホラー短編集。 ずいずいずっころばし、通りゃんせ、花いちもんめ……。“わらべ唄”をモチーフにホラー作家たちが繰り広げる恐ろしくも魅惑的な饗宴。 「通りゃんせ」「ずいずいずっころばし」「花いちもんめ」……誰もが幼き日々に口ずさみ、今も記憶の彼方から心に響く“わらべ唄”の数々。しかし、その無邪気で、懐かしい歌詞には、妖しく、そして残酷でさえある闇の世界が息づいている??。 本書は、秋月達郎、加門七海、霧島ケイ、高瀬美恵、新津きよみ、西谷史、樋口明雄、藤水名子、矢島誠という気鋭の作家九人が、“わらべ唄”をモチーフに、独自の視点と解釈を加味して現代に潜む恐怖を描き出した、ホラー・ミステリーの作品の書き下ろしアンソロジー。 本書の一編『かごめ、かごめ』。「かごめ」は「屈(かが)め」が転じたもので、もとは巫女の祭祀の形式からきているという。また、「籠女(かごめ)」として妊婦をあらわすという俗説もある。これらの解釈をもとに、妊婦をめぐる恐ろしい事件が……。 現在では入手できない水木しげるの漫画短編『やまたのおろち』も特別収録した、ファン垂涎の一冊。 ●郵便屋さん ●花いちもんめ ●たこ凧あがれ ●蛍こい ●やまたのおろち ●ひらいた ひらいた ●籠女 ●今年の牡丹 ●通りゃんせ ●ずいずいずっころばし
内容説明
『かごめ、かごめ』『ずいずいずっころばし』『通りゃんせ』…誰もが幼き日々に口ずさみ、今も記憶の彼方から懐かしく、そして妖しく心に響く「わらべ唄」の数々。―本書は、気鋭の作家九人が「わらべ唄」をモチーフに、独自の視点と解釈を加味して現代に潜む恐怖と戦慄を描き出した、ホラー・ミステリー作品の豪華饗宴。水木しげるの名作漫画『やまたのおろち』も特別収録。
感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
ちょん
ねんこさん
ながめ
ねぎまぐろ