出版社内容情報
将来のために「いますべきこと」を考える本。 20代は社会人としての基礎を築く時期。何をどう学び、どのような能力を身につければよいのか。具体的な事例を通して共に考える本。 若いころはたいして恵まれていなかった人でも、中年、晩年になって順調になったという人がいます。いや、経営の神様といわれた松下幸之助、喜劇王チャップリンなどの例を引くまでもなく、人生の後半で成功を手中に収め、歴史に名を残した人のなかには、むしろ20代を逆境、不遇のなかに過ごした人が少なくありません。 20代は長い人生における基礎固めの時期。ましてや、かつての高度成長時代とは異なり、厳しい選別のなかを生きていかなければならない今の若い人たちにとっては、この20代をどう生きるかが、将来の成否に大いに影響していることはいうまでもありません。 いくら外見が美しく見栄えがしても、基礎工事のしっかりしていない建物は、思いのほか早く寿命が来るものです。人生も、またしかり。本書は、新社会人や社会に出て間もない人たちが、今すぐとりかかるべき「人生の基礎工事」について具体的に解説した、20代のための人生案内書です。
内容説明
あなたは今の生活に満足していますか?答えは十人十様。しかし、幼馴染みや学生時代の友人と比較して、「恵まれている」「恵まれていない」と一喜一憂しても、それはあまり意味がありません。20代は「これから」を切り開くチャンスにあふれているからです。あなたの「これから」は、人生の基礎を固める20代の生き方次第。未来のために「今日から、できること」をともに考える人生案内書。
目次
今の生活に満足?それとも不満?(「どうしようもないこと」にこだわるな;今、なすべきこと ほか)
二十代にやっておくべき基礎工事(実務を身につける;意識して周辺知識をものにせよ ほか)
あなた自身を知り、PIを確立する(どんな世の中になってもまず、職人芸をひとつもつ;これからの狙い目は? ほか)
「運」をつかむ(幸運な人の条件は何か;結果だけを求めてはいけない ほか)