出版社内容情報
さりげなく自分らしさを演出する43のヒント。 食事のマナー、スーツの着こなし、挨拶の仕方、手紙の書き方等、常識的な作法をふまえつつ、さりげなく自分らしさを演出する43のヒント。 作法というと、型にはめられて身動きがとれない、自由を束縛されるので個性の発揮ができないなど、つい否定的な発想をしてしまいがちだ。ところが著者は、作法はスポーツのルールと同じ、それに従うからこそ、逆に自分の自由が確保されるのだという。 しかし、ただ作法に従うだけでは、マニュアルを守っているのと同じで面白くない。作法を守りつつも、自分の信念に基づいた「こだわり」を加味していく。そこに人生の楽しみ、味わいが生まれてくるのだという。 たとえば食事のとき、食器をテーブルに引きずらない、しずくを垂らさないように酒をつぐ。たとえば、人は役職名で呼ばずに名前で呼ぶ。たとえば、服装は見えないところほど清潔にしておく、などなど。そんな「こだわり」を加味することこそ個性の発揮であり、人生は面白味を増す。万事マニュアル時代の現代、作法を逆手にとって生活を楽しみ、自分のライフスタイルを確立しようという提案の一冊だ。
内容説明
作法とは、相手に迷惑をかけず、嫌な思いをさせずに生活するための基本的なルールである。しかし、ただそれに従っているだけでは、断片的にマニュアルや型を守っているに過ぎない。相手を気持よくさせ、楽しませる。自分の信念に基づいた、そんな工夫を盛り込んでいってこそ、ライフスタイルとしての作法が確立されていく。『一流の条件』の著者が贈る、自分のスタイルを極める43の視点。
目次
第1部 箸の上げ下げを美しく
第2部 雨の日を楽しく
第3部 できるだけ歩く
第4部 人は名前で呼ぶ
第5部 原則は忘れない