出版社内容情報
日経新聞「私の履歴書」連載の本格自伝。 松下幸之助の自伝的エッセイ。生い立ちから、松下電器の会長を退くまでの時期を、自ら語る。日経新聞「私の履歴書」欄で好評を得た。 お金も、知識も、身寄りもなく、また健康にもすぐれない。それが松下幸之助の人生のスタートだった。目に見える成功の要因は一つも見出せないと言ってもよいだろう。しかし、目に見えない要因??物の見方や考え方、熱意と誠意といったものが、松下幸之助に人生の成功を与えた。 本書は、日本経済新聞「私の履歴書」欄で好評を得たものに、解説と年表を加えた感動の自伝である。生い立ちから、会長退任までの経営者としての自己の半生を振り返り、感懐を込めて語っている。 松下幸之助は、「経営とは総合芸術である」とまで言っている。 自らの全能力をかけ、「経営という芸術」に打ち込んだ人だけが語れる言葉であろう。昨今、不況の克服が叫ばれているが、経済に好不況は付きものである。何度も危機を乗り越えてきた松下にもし、克服策を問えば「不況もまたよし」と応えるかもしれない。本書から、多くの教訓を得て頂ければ幸いである。
内容説明
お金も、知識も、身寄りもなく、また健康にもすぐれない。それが、松下幸之助の人生のスタートだった。目に見える成功の要因は一つも見いだせないと言ってもよいだろう。しかし、目に見えない要因―物の見方や考え方、熱意や誠意といったものが、松下幸之助に人生の成功を与えた。本書は、日本経済新聞「私の履歴書」欄で好評を得たものに、解説と年表を加えた感動の自伝である。
目次
父が米相場で失敗
小僧時代
電灯会社時代
創業時代
松下電器の運命をかける
昭和二年の恐慌
発展時代
労組の擁護運動で追放取りやめ
会社再建めざし米国視察
フィリップス社と提携〔ほか〕
感想・レビュー
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藤吉 功
Nobu
marimo