出版社内容情報
飛鳥時代に目撃された謎の飛行物体、言葉を話す腫物、幕末に捕獲された河童、かまどに住んでいた坊主……日本史の中の不思議な実話。 いよいよ夏本番。夏と言えば、なくてはならないのが怪談である。怖い話を聞けば、暑さも吹き飛び、背筋もゾゾーッ。そこでおすすめしたいのが本書。といってもそんじょそこらの怪談集とはちょっと違う。これは奈良時代から江戸時代まで、ちゃんと記録に残っている立派な(?)怪談、いや事件なのだ。たとえばどんな事件が載っているかというと、まずはUFOの目撃談。飛鳥の法興寺竣工供養会(596年)の折、突然怪光を発する飛行物体が現われた。江戸時代には、桃色の肌に赤い髪の女が鉄製の円盤に乗って海岸に漂着し、その姿は絵として記録されている。超常現象もある。誰もいないのに火鉢や棚が空中に浮き上がったり、越後の弥彦村では、雪の日なのに突如砂利が降ってきたのだ。また、おなじみの異人たちもいる。鬼と言われた酒呑童子、妖術を操る役行者、冥土と現世を往復する小野篁、陰陽術師・安倍晴明……これらの話も詳しく紹介してある。
内容説明
「飛鳥時代に目撃された謎の飛行物体」「京都で突然姿を消し、江戸浅草に落ちてきた男」「信長や秀吉も認めた超能力者・果心居士」「大量の砂利が降ってきた越後の村」「坊主が住む奇怪なかまど」など、過去、日本で目撃された異常な出来事は超常現象か、はたまた宇宙人のしわざなのか?土蜘蛛伝説や酒呑童子伝説の真実とは?歴史上確かな記録として残る怪奇事件を集大成。
目次
第1章 宇宙人の飛来か
第2章 超能力者の秘法
第3章 謎の異人たち
第4章 恐怖を呼ぶ超常現象
第5章 鬼と妖怪
第6章 闇の中の怪異
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kimi
あんさん
bittersweet symphony
にゃんちゅー
なるかみ憂