出版社内容情報
本当にお客様に喜んでいただくためには何が必要か。ホテルマン一筋に歩んできた男が日々の接客の中でつかんだ、究極のサービス哲学。 ホテルやレストランで、マニュアルに書かれた紋切り型の接客サービスに、味気なさを通り越して不愉快な気分を味わった経験のある人は少なくないだろう。サービス業でいちばん大切なのはもてなしの心。いくら自分たちが決めたマニュアルどおりのマナーやエチケットに従ってサービスしてくれたところで、心から喜ぶことはできない。では、お客様が心から喜び、感動するほどのサービスを提供するにはどうしたらよいか。それは、「自分の友人に対するように、お客様にサービス」することだという。著者であるホテルオークラ副社長の橋本保雄氏は、ホテルマン43年の大ベテラン。本書で語られている「サービス学」の数々は、サービス業の典型業種であるホテルの中で、日々多くのゲストと生身で接してきた豊富な経験に基づくだけに興味がつきない。ホテル業や飲食業に限らず、接客とは何か、サービスとは何かを考えさせてくれる、ビジネスマンの必読書である。
内容説明
本当にお客様に喜び感動していただけるサービスは、単に方法論に通じ技術を習得すればできるというものではない。肝心なのは、ホスピタリティ(もてなしの心)である!43年間、ホテルというサービス業の典型業種の中で、日々多くのお客様と生身で接しながら、本当のサービスとは何かを追究し続けてきたホテルオークラ副社長が明かす「サービス学」の原点。
目次
1 サービスとは感動をプロデュースすることだ
2 サービスとは表現である
3 働く仲間は店の財産
4 気配り・頭配りが店を活かす
5 ホテルは現代のプラザである
6 アコモデーションもサービスの一部だ
7 流行りたいなら主張しよう