出版社内容情報
一杯のおいしい紅茶に英国文化の真髄を見る。 英国史と紅茶の密接な関係、文学に現われた紅茶の風景、茶文化の東西比較など、様々なエピソードで綴る、楽しく滋味豊かな紅茶読本。 トワイニング、リプトンなどは、誰でもなじみのある紅茶の銘柄として有名である。ではこれらの名前が、もともとは人の名前だったということはご存じだろうか。 本書では、この香り高く鮮やかな色の飲み物に秘められた、英国文化の真髄を語る。英国史と紅茶の密接な関係、文学に現れた紅茶の風景、名を残した茶商たちの列伝など、紅茶にまつわるさまざまなエピソードが満載。なかでも茶文化の東西比較の章が興味深い。「茶道」と「英国紅茶」の類似性に見る日本人と英国人の意外な共通性や、同じ「茶」が、アジアでは「チャ」もしくは「チャイ」など“c”の発音で呼ばれ、ヨーロッパでは「ティ」ど“t"の発音で呼ばれるようになった意味と経緯が明かされる。 さらに、紅茶の善し悪しの見分け方、おいしい紅茶の入れ方、ティ・セットのいろいろまで紹介する、楽しくて地味豊かな紅茶読本。ふだん何気なく飲む紅茶を、贅沢に格調高く楽しむための一冊である。
内容説明
一杯のおいしい紅茶に、英国文化の奥深さが見える。―英国史と紅茶の密接な関係、文学に現れた紅茶の風景、トワイニング、リプトンら、名を残した茶商たちの列伝、日本の「茶道」と「英国紅茶」の比較など、紅茶にまつわるさまざまなエピソードがいっぱい。さらに、紅茶の善し悪しの見分け方、おいしい紅茶のいれ方、ティ・セットのいろいろまで語った、楽しく滋味豊かな紅茶読本。
目次
1 紅茶のある風景(英国紅茶礼讃;午後のティ・タイム ほか)
2 英国紅茶の歴史(「茶」のはじまり;ヴェニスの商人と「茶」 ほか)
3 イギリス文学と紅茶(ピープスの『日記』;ウォーラー「紅茶をうたう」 ほか)
4 英国紅茶の人びと(歴史に名をとどめた人びと;アーサー・ブルック ジェラルド・ブルック ほか)
5 比較「茶」文化考(「茶」の風土性;teaとchaの相違 ほか)
感想・レビュー
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