出版社内容情報
なぜ宇宙は存在するのか? 星はどうしてできたのか? 宇宙と人類の長い歴史をやさしく説く、「ゆらぎ」から考える不思議な宇宙論。
内容説明
「ゆらぎ」とは、時間や空間がかわっていくにつれ、物理的な性質や状態が変化していく様子である。何もない「無」の世界から誕生した宇宙は、実はこの現象から始まった…。本書は、無とは何か、そして「1/fゆらぎ」の理論から宇宙と人類生成の謎を探るほか、音楽と心の関係などを1年間の講義スタイルでやさしく説き明かす。ロマンあふれるサイエンス・エッセイ。
目次
1月のお話 なぜ宇宙が美しいのか
2月のお話 星はどこからやってきたのか
3月のお話 神話に見る宇宙のはじまり
4月のお話 宇宙のはじまりを考える
5月のお話 「無」とは何だろう
6月のお話 「ゆらぎ」とは何だろう
7月のお話 「ゆらぎ」を目で見る
8月のお話 「フラクタル」の不思議を考える
9月のお話 すべては「1/fゆらぎ」の中で
10月のお話 E.T.との対話を考える
11月のお話 なぜ宇宙は存在するのか
12月のお話 “宇宙のひとかけら”としてどう生きるか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
16
宇宙の誕生は無から、些細なゆらぎから始まったことを様々な詩と思想を絡めて紹介。現在においてもろうそくの炎のゆれや星のきらめきなど様々なゆらぎの事例があることを紹介し、ゆらぎには人間の疲れをいやす効果もあることを論じる.2016/12/09
ipusiron
1
1998/12/27読了2011/10/18
miolk
0
各章金子 みすゞさんの詩から始まる星と宇宙にまつわるゆらぎのお話。 素敵な詩から始まって、ロマンチックな文章が書いてあるので科学をやわらかく伝える本かと思いきや、がっつり数式が出て来たりして、難しい…! 内容の半分も理解できなかったけど、好きな人と星を見たくなる、そんな本。 図書館で借りて全部読んで、購入することにしました。 2012/03/26
ipusiron
0
1998/12/8読了2011/05/07
ipusiron
0
1998/7/5読了
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