出版社内容情報
秀吉と光秀、西郷と大久保……。歴史を動かしてきたライバル8組16人の人間像を座談の名手2人があますところなく語りつくした一冊。
内容説明
人の世は良くも悪しくも競争の世界である。「独断専行型の天智天皇VS人心懐柔型の天武天皇」「政治家・頼朝VS戦術家・義経」「信長に仕えた芸人・秀吉VS教養人・光秀」「人望家の西郷VS合理主義者の大久保」…。熾烈を極めたライバルたちの競争の歴史は、われわれにとって第一級のケーススタディとなっている。座談の名手が巨大なライバル8組を俎上に、その人間像を浮き彫りにする。
目次
第1章 天智天皇vs天武天皇―独断専行型の兄と人心懐柔型の弟
第2章 源頼朝vs源義経―政治家と戦術家の宿命的対立
第3章 豊臣秀吉vs明智光秀―天才・信長に仕えた“芸人”と“教養人”
第4章 北政所vs淀殿―糟糠の妻と名門出の側室
第5章 田沼意次vs松平定信―幕府財政の立て直しを図った“進歩主義者”と“保守派”
第6章 西郷隆盛vs大久保利通―日本を動かした“人望家”と“合理主義者”
第7章 伊藤博文vs山県有朋―明治政府を築き上げた“企画家”と“実務家”
第8章 渋沢栄一vs岩崎弥太郎―日本の実業を切り拓いた“理想家”と“闘争家”
感想・レビュー
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