出版社内容情報
神秘的とも言える治癒の力を持つ「前世療法」により、輪廻転生や臨死体験の世界が明らかになる。生きる意味と本当の自分がわかる書。
内容説明
退行催眠によって心に傷を受けた記憶(前世)を思い出すと、病いがいやされるという「前世療法」。精神科医は、奇跡ともいえる治癒の力を目のあたりにして、現代科学では知りえなかった、魂の世界を理解していく。―輪廻転生、臨死体験、デジャヴュなど、治療の過程で次々と語られる真実が、永遠の魂の存在や、生きる本当の意味を教えてくれる。全世界で話題となったベストセラー続編。
目次
第1章 そもそもの始まり
第2章 催眠と退行
第3章 体験して学ぶ
第4章 心をいやして体をいやす
第5章 家族関係をいやす
第6章 自分の中の子どもをいやす
第7章 依頼心をいやす―肥満と薬物中毒の原因
第8章 悲しみをいやす
第9章 心を開いて神秘を体験する
第10章 人生を豊かにする
第11章 過去世退行の方法について
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかぴ
17
前回は前世療法に取り掛かるきっかけになった一人の患者のやり取りを書かれていたが今回は様々な患者を通しての前世療法がすべての患者に癒やしを与えた話。信じる信じない、真実か嘘かの話の前に現にこれだけの患者を投薬をせずに回復させた事実があることが全てである。昔の本であるので今現在の前世療法の治療法が医学会に認められているのかを探してみたいし、自分も試してみたい。ありがとうございました。2020/07/01
磁石
13
退行催眠のエピソードよりも、その具体的なやり方について書かれている。まずは全身のリラックスから始めて、エネルギーを充填させて準備を整える。半覚醒状態の微睡みになったら、無意識から想念が浮かび上がるがままにする。頭によぎったソレを突端に連想していくと、忘れていた過去や前世へと至ることができる。指示するための言葉を聴きながらだと、集中した半覚醒状態になりやすい。すぐにできてしまう人もいれば、時間がかかってしまう人も色々。私は後者だった。……練習あるのみ。2016/12/09
Taiyo
9
巻末に自分で前世をみる催眠のやり方が書かれている。2020/05/16
紡ぎ猫
9
一人の治療の体験だけに絞った前作と違って、この本では実に多くの患者の例が出てくる。前世に限らず、人生と人生の間の中間世に何が起こるのかという経験談も興味深い。そして「著者はどうなの?」と思ってたら本人の前世についても語ってくれた。そこでも彼は、輪廻転生を教える教師のような存在だったとか。今生の死がそれで終わりではないと理解するのはいいけど、何度も生まれ変わるということは何度も死ぬということで、それはいやだなぁ・・・。2014/10/12
もずく酢
3
前作で全盛期の存在を十分に感じたが、本作では、退行療法に興味を持った。効果がある人がどれほどの割合でいるのか分からないが、癒されると同時に自分の本当のルーツを知れるという所に面白さがある。2018/12/07
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