出版社内容情報
天下分け目の関ケ原合戦は壮大な人間ドラマ。石田三成、島左近らの知謀と徳川家康の策略両者の死闘を軸に、合戦の全貌を描いた小説。
内容説明
「島左近が死ねば、石田隊は必ず崩れる。島左近だけを狙え！」後藤基次はそう下知して突き進んだ。負傷した島左近は己の最期を感じつつ、ふと不思議な満足感にとらわれた。「時代が石田三成という英雄を遣わし、私に西軍の采配をふるわせてくれた」―関ケ原合戦の“影の仕掛人”といわれる島左近の半生を軸に、合戦の全貌を臨場感あふれるタッチで描き切った書き下ろし歴史小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
30
石田三成の右腕として関ヶ原を戦った島左近。さらに大谷吉継も加わり、戦略的には勝利できたはずですが、勝負は時の運というのか、徳川にやられてしまった不運な人物です。この本は思ったほど読み進めることができずに途中断念ですが、これからも関ヶ原に絡む歴史は読んでいきたいと思います。2015/04/17
ホームズ
0
１９９７年２月１８日初読
