出版社内容情報
テーマの決め方やデータの集め方から書き出しや段落の組み立て方まで、上手い文章を書くための「書き方」や「考え方」の秘訣を紹介。
内容説明
良い文章を書くには、単に文章の書き方にこだわるよりも、効果的な文章の組み立てを考え、相手に何を訴えるかを明確にすることが大事なのである。―文章を書くのは好きだけど、どうも思ったようにうまく書けないという人も、これから文章を書こうと思っている人も、この一冊さえあればもう大丈夫。テーマの決め方から書き出し、そして結論のまとめ方までを徹底的に論じた画期的な書。
目次
プロローグ 私の文章修業
第1章 何を書くか
第2章 読み手に近づく
第3章 アイディアを製造する
第4章 材料を活かす
第5章 文章を設計する
第6章 文章をつくる
第7章 ライフ・スタイルを創る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
108
この類の本は大別すると凡そ二つに大別できる。一つは著作者自身の経験則から解説する内容。もう一つは、一定の執筆理論を展開する内容である。本書は後者に位置づけられる。執筆する前段階としての資料の整理方法に力点を置き、その過程で執筆内容をまとめていくという方法を解説する。よって資料ノートの取り方・データーカードの作り方などか詳しく掲載されている。自分として興味深かったのは、執筆のライフ・スタイルの在り方を提示しているところだろうか。2016/08/10
maito/まいと
14
文章の書き方は色々ある。型にはめるやり方や、型を覚えるやり方などがあるが、この本は書き方より前の段階・構成や目的を明確にするやり方を紹介。いわゆる“書く前”に重点をおいた、結構ガチンコ系の文章作り本。実戦してみると結構大変なのだが、地の力をつけるにはうってつけ。疲れたときのリラックス法も紹介されているので、慣れないうちは利用すると効果大。2017/12/01
KTakahashi
2
待ち時間で読め,ポケットに入る本を物色していたところ,目についたので,読んで見ました。何年ぶりでしょうか。内容などすっかりと忘れていました。2015/09/29
tessy3
1
文章を書き始めるまでのネタ作りの点において参考になった。2010/02/01
めがP
0
文章は書き方だけではなく考え方〜どう書くかという事を考える訓練が日頃から必要だということを書いてる。 書く事のヒントになれば良!2018/11/20
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- 和書
- 「芸術」をつくった男