出版社内容情報
新しい金山開発技術で佐渡金山などの奉行を歴任し、家康に莫大な富をもたらした大久保長安。江戸幕府を影で支えた男の知られざる生涯。
内容説明
武田信玄のもとで土木水利や金山開発の技術を習得し、後に徳川家康に招かれ金山・銀山奉行として幕府に莫大な富をもたらした大久保長安。―卓抜した技術力と人心掌握力を駆使して、百二十万石もの収入をもつ幕府天領の惣代官にまで登りつめ、豪奢な生活ぶりから「日本一の奢り者」として天下に異名を知らしめた。その華麗にして波瀾に満ちた謎の生涯に、新しい光を当てる長編歴史小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんさん
2
マンガ「へうげもの」に出てくる大久保長安がインパクトありすぎて気になったので読んでみた。2015/06/01
Ryuji
1
★★★☆☆私の住んでいる現在の八王子市の原型を作ったのが大久保長安。悪人のイメージがとても強い人です。さて、この本ですがとても読みやすい本です。ただ物語の展開が早すぎるのと、もっと大久保長安という人物を掘り下げて欲しかったというのが感想。弾劾された不正蓄財など本当はどうだったのか?全体として綺麗で読みやすい本なのでもっと突っ込んだ本であればもっと面白い。2012/12/25
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