出版社内容情報
大和政権の成立、古代出雲の実像、聖徳太子の正体など、古代史八つの謎に練達の作家が大胆に迫る。二十年に及ぶ研究の成果が結実。
内容説明
「聖徳太子はなぜ大王の位につかなかったのか」「藤ノ木古墳の被葬者は誰か」「古代出雲の真実の姿とは」…古代日本には、私たちを魅了してやまない多くの謎とロマンが満ち溢れている。それらいまだに解明されない古代史8つの謎に、練達の人気作家が挑む。時には史料に詳細な分析を加え、そして時には大胆な仮説を立てて推理する、歴史通必読の一冊。20年間に及ぶ著者の研究がここに結実。
目次
古代統一国家はいかにして形成されたか
葛城氏の興隆と衰亡
謎の巨大豪族「物部氏」の正体
藤ノ木古墳の被葬者は誰か
古代史の巨大な謎・継体大王
古代出雲の実像に迫る
聖徳太子の謎
藤原政権を作り上げた男
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やす
20
10年以上前に1度読んでいる本だと思いますが、再読して見ると、新たな発見がありました。聖徳太子の不遇な背景、葛城氏と八色の姓のこと、「出雲国風土記」の出雲の範囲が広大であったこと、物部氏をとらえる視点など、興味深い点が多くありました。参考文献一覧がなかったことが残念でした。このゴールデンウィークにでも古代を巡る旅をしたいと思います。2016/04/18
中島直人
4
古代史をめぐる幾つかの謎に対する作者の考察。バランスの取れた妥当な見解が示されているとの印象。全く知らなかった部分(葛城や出雲のこと)もあり、最後まで興味深く読むことができた。面白かった。2013/01/28
naoto
2
まだまだ、古代史は勉強が足らないです。もっとわかるようになったら、もっと面白いんでしょうね。2010/04/30
田中秀哉
1
小説家だし、学術書でもないから仕方ないのですが、空想が多くあまり納得は出来ませんでした。もちろん古代の事なんで、答えがあるわけではありませんが😅
玉野ゆうき
1
真相は闇の中。しかし状況証拠から推理することは出来ます。思う事は有るけど語るのは止めておきます。2019/05/17
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