出版社内容情報
偉大なる経営者・本田宗一郎と影の演出者・藤沢武夫。ホンダを支えた二人の言動、人柄、哲学に迫り、トップと補佐役のあり方を考える。
内容説明
初めて藤沢武夫と対面した本田宗一郎は、その印象をこう語った。「顔を見ただけで素晴らしいと感じた。ロマンチックで自分から実行する人だ」と。世界のホンダを築きあげた経営者・本田と影の演出者・藤沢。この二つの異質な才能はいかに出会い、発揮されたのか。“ホンダの最高参謀”といわれ、2人から40年にわたって直接指導を受けた著者が、そのすべてを語り明かす。
目次
第1章 人間・本田宗一郎(明快な経営哲学・強い信念;豊かな国際性;抜群の先見力 ほか)
第2章 影の演出者・藤沢武夫(思索型の経営者;夢の実現にかけたロマンチスト;経営の基本を追求する)
第3章 「長」と「副」の関係