出版社内容情報
信長に仕え、日本初の鉄甲船を造って毛利水軍を撃破した九鬼嘉隆。後に秀吉にも仕えて大活躍をする。水軍の将として天下に恐れられた武将の生涯を見事に描いた長編。
内容説明
「そのほう、地獄を見てきたのは一度や二度ではあるまい」。初対面ではあったが、信長の鋭い眼力は一目で嘉隆の本性を見抜いた。「三度ばかり」。嘉隆は軽く会釈してその場を退いた…。織田信長に気に入られ、世界初の鉄甲船を造って毛利水軍を撃破した九鬼嘉隆。その後、秀吉に仕え、関ケ原の戦に敗れ最期を遂げる。水軍を率いて天下に恐れられた武将に新たな光を当てた歴史長編。



