PHP文庫<br> ロンドンのコーヒー・ハウス―18世紀イギリスの生活史

電子版価格
¥569
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

PHP文庫
ロンドンのコーヒー・ハウス―18世紀イギリスの生活史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569566962
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0130

内容説明

1652年、セント・マイケル小路にロンドンの初のコーヒー・ハウスが開店…。18世紀初めには2000店を数え、貴族・政治家からニセ医者・ペテン師まで、様々な階級の人々が集ったコーヒー・ハウス。当時の政治、経済、ジャーナリズム、文化・文学の世界で、コーヒー・ハウスが果たした多岐にわたる役割をたどりながら、近代都市文化が花開いた18世紀イギリスを生き生きと描き出す、ユニークな生活史。

目次

第1章 コーヒー・ハウスの生活史(コーヒー事始め;コーヒー・ハウス、ロンドン開店;文化の〈るつぼ〉 ほか)
第2章 コーヒー・ハウスとジャーナリズム(コーヒー・ハウスの政治家たち;ジャーナリズムの発達 ほか)
第3章 コーヒー・ハウトとウィットたち(ドライデンと「ウィル」;「ベットフォード」の文学 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

お萩

4
文化のるつぼであったコーヒーハウス。上は上流貴族から下はイカサマペテン師までが訪れる場が時代と共にどう変容していったのかわかりやすくまとまっている。何が面白いって、最初に1ペニー払ってからドリンクを選ぶ…っていう銭湯みたいなシステムが面白い。単にコーヒーを飲む場所ではなく議論の場であったことから経済や文学の世界との結びつきが強くなったのもうなずける。こういう情報センター的な空間は、やっぱり今の時代はネット上にしかないかなー…2016/10/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/224071
  • ご注意事項

最近チェックした商品