出版社内容情報
心の葛藤はなぜ引き起こされるのか。それは自分を不幸にするような人とつきあうからである。本書は、心の不安を解消し自分の可能性を開く人間関係のあり方を説く。
内容説明
会社や学校、サークルなど、様々な人間関係の中に身をおいて生きていかねばならない現代人たち。そんな中で、人間関係におけるストレスは誰もが抱える大きな問題と言えるだろう。本書は、人間関係での心の葛藤のメカニズムを分析するとともに、真の思いやりとは何かを説く。よりよい人づきあいによって、自分の可能性をさらに広げたい人に贈る、生き方の手引書である。
目次
つきあっていい人、つきあってはいけない人
1 “誰”と“どう”つきあうかで自分は大きくなれる
2 安心感があればもっといいつきあい方ができる
3 会社でのつきあいに大切な見方・考え方
4 自分がもっと伸びるために大切な考え方・感じ方
5 自分がもっと強くなるために大切な五つの能力
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蓮華
17
思いやりの心理というタイトルなのに問題がある人についてツラツラ書かれている。 こんな人と付き合ってはいけないとか。 著者の本を何冊か読んだが根本的に人が嫌いなのかなと思ってしまう。 書き方が優しくないからかな。2018/09/28
けほんこ
10
読みました 僕にとっては かなり良い本でした ざっ共感本 たぶん 多くのかたに とっても かなり共感できると 思います それほどに 出てくる例えの方々が 自分であり 自分の友人であり 自分の同僚であり 自分の先輩であり 自分の上司であり と 全て誰かに当てはまる 僕の場合は 特に自分に当てはまりましたかね あーこの行動の 心理状態は たぶん こういう表現で 表されているんだろうな っと この本に書いている 成熟した大人になるための 客観的自分を見るのに 役立つ ふむ とにかく良い本でした 次2017/04/20
paseri
7
まさに自分のことだなと思いながら読了しました。劣等感があって、完全主義者で、情緒的に未成熟。でも、だからこそ受け入れて強くなりたいと思いました。読むのが正直辛かったですが、また繰り返し手に取りたい本です。2016/07/23
ねねこ
6
この方の著書は何を読んでも気付かされる事が多い。自分を大事にしよう。2017/02/10
ぽんぽこ
3
はじめに断っておきますと、びっくりするほどのタイトル詐欺です。思いやりの心理というより、問題のある人としっかりした人との差を綴った本。問題のある人のことをこの本では「神経症の人」と呼んでいるため、世間一般の「神経症」とはまた意味合いが異なりますため、そこもご注意ください。どちらかというとアダルトチルドレンに近い意味で使われている印象を受けました。とにかく心根の怪しいやつとは距離をおけ、そして自分も弱い人間にならないように自戒しろ、という本でした。2021/09/01