出版社内容情報
赤川 次郎[アカガワ ジロウ]
著・文・その他
内容説明
18歳、高校三年生になった星泉。高校卒業を間近に控え、できるだけ普通の女子高生として生活したいと願っているが、周囲がそれを許してくれない。星泉の名をかたる「偽者」が現れたり、強引な地上げに苦しむ町から「町を救ってほしい」と頼まれたり…。スーパーヒロイン・星泉の成長と、セーラー服からの「卒業」を描く、大ベストセラー『セーラー服と機関銃』の続編。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。1976年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hirune
58
【Audible】お人好しで無鉄砲で命知らず、これで生き延びるとは運が強い。危なっかしくてハラハラさせられました、星泉には。ミステリーだから仕方ないけど明るいタッチの割にあっけなく人が殺されちゃうのが悲しいです。あと、警察にツッコミどころあり過ぎ(^^;刑事が一人で来て令状なしに手錠を掛けて強引に連行するとか、紛争の場に駆けつけた時に銃刀法違反を丸っとスルーとか?赤川ワールドはファンタジーだからなの?2017/02/20
nemuro
57
頻繁な転勤に伴い長年引っ越し荷物と化してきた「本を収納した数多の段ボール箱」。2017年4月、富良野への定住を契機に、直近から遡って、ただいま「本・根室(2006年4月~2009年3月の購入本)」(4箱/6箱)の開梱・本棚配列まで。角川文庫で2007年夏頃に刊行の<赤川次郎ベストセレクション>のうち6冊(③~⑧)を発掘し、③『悪妻に捧げるレクイエム』から順次読み進めたところ、今度は本棚内に2016年3月の映画化(主演・橋本環奈)時に購入したらしい<セーラー服と機関銃>の三部作を発見。セッセと愉しんでいる。2025/06/30
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
55
「セーラー服の日」の読み物第2弾。「セーラー服と機関銃」の待望の続編。本書は、目高組を解散し普通の高校3年生にもどった星泉が、強引な地上げに苦しむ町をほっておけずにまたしても事件に巻き込まれてしまう話。困っている人や理不尽な行いを見たら黙っておれない正義感が強い星泉は今回も健在。相変わらず行動力抜群で魅力的。泉を見守る親衛隊3人組みもまだまだ健在。泉の活躍をまた見ることができて嬉しい。今回もスピーデイな展開にわくわく。2021/03/25
やま
54
『セーラー服と機関銃』の続編。橋本環奈主演で映画化されるが、今回読んだのは表紙が長澤まさみのもの。舞台は前作から1年後。またも星泉は活躍をすることになる。その正義感は立派なものだが、立派すぎて逆にリアリティを伴わない。次々にいろんなことが起こって楽しめるが、人が死にすぎである。不条理でさえある。前作ほどのインパクトはなく、やや不完全燃焼気味。★★★☆☆2016/01/18
『よ♪』
52
目高組四代目組長、星泉──このフレーズが出るたびにワクワク全開♪今回は"地上げ"を背景にヤクザと不動産会社、刑事と国会議員のドタバタ劇。ミステリ色は薄いけど思い切ったエンタメ振りで笑いあり涙あり。前作から一年後のお話。泉は普通の高校生に戻ったつもりなのになぜか"カツアゲ"容疑でいきなり刑事に捕まっちゃう。そこから登場人物増えまくり♪話もどんどん膨れて盛りまくり♪泉ファンクラブ三人組、かつての子分武や旧敵浜口との再会についつい顔もほころんじゃう♪バラバラの欠片がひとつの物語になってくのはさすが!面白かった♪2021/02/21
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