PHP文庫<br> 日本的革命の哲学―日本人を動かす原理

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PHP文庫
日本的革命の哲学―日本人を動かす原理

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  • サイズ 文庫判/ページ数 362p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784569564630
  • NDC分類 121.4
  • Cコード C0130

内容説明

本書は、「日本的革命家」北条泰時の思想と、その手になる『貞永式目』を、日本人の相続原則・刑罰思想・日本的実力主義など、様々な側面から克明に考察。そこから「道理のおすところ」たる日本人の行動原理を浮き彫りにする。日本における『貞永式目』の意味を初めて明らかにした画期的な名著である。

目次

第1章 日本に革命思想はなかったか
第2章 聖書型革命と孟子型革命
第3章 北条泰時の論理
第4章 「承久の乱」の戦後処理
第5章 明恵上人の役割
第6章 明恵上人と北条泰時
第7章 明恵の“裏返し革命思想”
第8章 『貞永式目』の根本思想
第9章 調整型経営者・泰時
第10章 象徴天皇制の創出とその政策
第11章 『貞永式目』の制定過程
第12章 日本人の相続原則
第13章 「泰時の平和」のジレンマ
第14章 鎌倉時代の“宗教の自由”
第15章 『式目』の刑罰思想
第16章 日本に奴隷制はあったか
第17章 統治する側の職務と権限
第18章 日本的実力主義の論理