出版社内容情報
子どもカウンセリングの実績と、自らの子育て・孫育て体験で、いつもお母さんの強い味方である著者。決して「小さな大人」ではない本当の子どもらしさを考える一冊。
内容説明
子どもの数が少なくなって、子どもたちはお父さん・お母さんの期待と愛情を一身に背負うようになりました。でもそのことで、子どもたちは最近ちょっと窮屈な思いをしているようです。子どもは「小さな大人」ではありません。けんかばかりしている子、いつも素直な子、成績のよい子、もうひとつの子、みんなそれぞれの「個性」です。この本では、お稽古事、塾、ペット、お小遺いなど、子どもの日常を通して、「ほんとうのよい子」について考えます。
目次
けんかを忘れた子どもたち
暮らしのしつけ・心のしつけ
慈しむお母さん・支えるお父さん
先生たちに伝えたいこと
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とらきち
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真の「子どもを大切にする教育」について書かれた本。同意できるところ四割、賛同しかねるところ六割という印象。2012/02/26
TiawPai
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古本屋さんで何気なく買いました。潔癖すぎて体に抵抗ができないと批判していたので、てっきり現在のことと思ったのですが、初刊が1974年と知ってビックリしました。自分が子供の時は今と比べ雑でおおらかだったので、内容には正直違和感を感じました。しかし私より50歳ぐらい年上の著者とは世代が全然違うので、また違った見解になるのかとある意味納得です。2018/04/11