出版社内容情報
豊臣秀吉の死後、天下制覇をねらう家康に敢然と立ち向う石田三成。「義」を重んじ、秀吉への忠誠心から一身を捨て関ケ原へ向かった石田三成の悲劇の生涯を描く長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
3
淀殿ラブな石田三成の生涯を描いた作品。秀吉への義より淀殿への想いの方が重く描かれており、意外と他書ではないので新鮮でした。豊臣秀次が善政をひいていたとは意外でした(家臣団が優秀だったからかもしれんが)。また三成が捕らえられた古町では、三成を匿っていたことを密告したのが他村から来た養子だったということで他村から養子を入れないという言い伝えがあるとか、三成の善政ぶりが窺えます。2015/05/23
岡山の山奥ニート
0
秀次の善政について描かれるのが新鮮だった。淀と三成の間を執拗に描きすぎ、と思ったが一般的認識ならこれぐらいなのか。2013/09/14
amr
0
最初から最後まで、三成と淀殿の心のふれあいって感じだった。そして随所にあふれ出る著者のどや感。2012/07/26
らき
0
石田三成の生涯。三成は大将の器ではなかったのだろうが、まわりに強く諫める人がいれば関ヶ原の行方は変わったのかも知れない。三成と淀殿の関係の描き方がおもしろいなぁと思い、もしかするとそうだったのかもしれないと思った。2010/12/11
複雑骨折
0
なんか淀殿と三成ってそんな関係だったのかなと思った。その辺りが気になって仕方なかったです。2009/05/15
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