出版社内容情報
「愛情とは厳しさよ」「生とは欲望よ」清水寺前貫主が自らの人生を語りつつ、価値ある生き方、充実した生き方とは何かを説く滋味あふれる人生指針の書である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白い雲。。
2
清水寺貫主(当時)大西良慶さんの語りを文字に。100歳を超えた貫主さんがすぐそばにいらっしゃるような近い感覚。父が亡くなってぼんやりしていると、「ゆっくりしいや」の表題が心に沁みる。昭和51年発行。2012/01/10
Midori Nozawa
1
昭和61年に購入した本です。息子たちが11歳と9歳。そろそろ手がかからなくなった頃です。タイトルに魅かれて買ったように思います。共働きで多忙でしたから「ゆっくり身も心も伸ばしてみたい」と思っていました。 タイトルはインタビューアーさんたちにたびたび掛けられたねぎらいの言葉だそうです。 大西氏は当時102歳です。少し耳が遠くなられていましたが、お元気におつとめを果たされていました。 203高地の戦いでは従軍僧として参加しています。戦争の悲惨を経験して平和の大切さを体を持って体験したといいます。 2010/03/03
彩美心
1
善因善果悪因悪果、人間は徳をつんで生きねばなるまい。来世を思って精進することだね。生きる指針になる本。2012/07/20