出版社内容情報
親が変わらなければ子供は変わらない! 一万人の非行少年少女を保護観察官として指導してきた著者が、子供を非行から救うために親がすべきことを事例をあげて説く。
内容説明
「問題児は、一人の例外もなく、問題の親によってつくられる」―少年院法務教官、保護観察官などを歴任し、この40年間に1万有余人の非行少年少女に接してきた著者はこう断言する。本書は、いくつかの典型的な事例を通して、わが子を問題児にしないために親としてどんな態度・心構えが必要か、また具体的に問題児を治すためには、親がどう変わるべきかなど、熱っぽく語った、渾身の体験的教育論である。
目次
第1章 問題の親の横顔
第2章 問題児も必ず治る
第3章 親が変われば子供は変わる
第4章 すこやかな子に育てる20の提言
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kyouikufs
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と言いつつも、非行を止めるのは、学校であったり、地域であったりでしょう。家庭ばかりに問題を押しつけは出来ません。しかし、親の側にも心理学的に親の子離れが出来ていない場合であったり、過干渉、ネグレクトなどの虐待であったり、様々な要因が考えられ、それもまた家庭ばかりに押し付けることは出来ません。妥当性はありますが、批判的に向き合うことも必要ではないでしょうか。
ゴリゾウ
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よく「成績がよくなったら、ステレオを買ってあげる」とか交換条件を出して勉強させようとする親が多いが、交換条件を出さなくても子供は勉強するものである。子供を信じれば、・・応えてくれる。(P177) #6261993/02/21
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