出版社内容情報
松下幸之助の90余年の足跡を100余編のエピソードで綴る。氏の人生への真摯な取り組みと深い洞察は、仕事や経営を成功させる考え方のヒントや人生の知恵を与えてくれる。
内容説明
満9歳で丁稚奉公に出て以来、94歳で逝去するまで、人生に対して、そして経営に対して真摯に取り純んできたからこそ、生み出され、語り伝えられるさまざまなドラマ。本書は、そうした松下幸之助にまつわるドラマの数々を100余編のエピソードに綴ったものである。そこには、人生への深い知恵と洞察、そして仕事や経営を成功に導く無数のヒントが散りばめられている。
目次
1 君ならできる!―人を見る眼
2 電池が語りかけてくる―仕事を見る眼
3 企業の発展は社会が決める―経営の姿勢
4 雨が降ったら…―繁栄への発想
5 みんなお得意さん―共存共栄への願い
6 お前はどっちの店員か―人生断章
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Heyryo Motoyama
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松下幸之助さんの著作ではなく、周りの人から見たエピソード集。松下幸之助さんの経営哲学が具体的で分かりやすい。色々な物の価値を認め、其れ相応の対応を行う。自社製品の価値を認めて値下げしない、他者の価値を認めて買い叩かない。2015/03/09
kuro
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君なあ、こけたら立たなあかんねん。 ちっちゃい赤ん坊でもそうやろう。 こけっぱなしでおられへん、すぐ立ち上がるで。そないしいや2010/04/30
宝塚けんけん
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幸之助氏は単刀直入に本心を仰せの事も多く、的を射た助言や熟考した言葉は千金に値する。 [しるこ屋をやれ]にしろ、[一年間何をしていたのか]にしても、覚悟を決めて仕事をしろと一貫して仕事への情熱が極めて重要なことを分かり易く説いている。また、一社員が社長のつもりで仕事をしている本気の人物を見抜いており見事というしかない。読み進めるうち、時代が変われど経営者には何が必要かという命題が見えて来る。[まず願うこと]でまず大事なのはダム式経営をやろうと思うことと述べ後の稲盛和夫氏に多大な影響を与えた話は有名である。2020/05/20
Atsu
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松下幸之助って、私の世代では伝記的偉人。 何が偉人なのか、何がカリスマなのか、松下幸之助の人柄、魅力、豪腕、数々のエピソードを 交え社会人として、人として見習うところが多い。
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