出版社内容情報
真にすぐれた指導者が、すぐれた組織を創り、人を創る。経営者としての永年の豊富な体験をもとに、古今東西の事例をまじえながら指導者の心得を説きあかす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sawa
7
研修の課題図書。読み物としても十分面白いと思う。ただ、迂闊にも以前読んだ「女王ゲーム」の中で松下幸之助の言葉をそのまま恋愛に適用して右往左往する女の子がいたのを思い出して笑ってしまい、ちゃんと頭に入らなかったような気がする。(^^;2014/08/18
ceskepivo
7
中国の戦国時代から最近の政治家までの知恵を集めた本。人間の本質的なところは時代を経ても変わらないから、古のリーダーの言葉も新鮮に響くのだろう。特に気に入ったのは、「カンを養う」。「指導者としても、経験を積む厳しい自己鍛錬によって、真実を直観的に見ぬく正しいカンというもの養っていかなくてはならない。そういうカンの働きと、合理的な考え方があいまって、偉大な成果が生まれてくると思うのである。」。また、謙虚で感謝の念にあついことは、指導者としてイロハのイであろう。2014/08/05
Kaz
6
有名な話から、初耳のものまで。どんなエピソードも氏にかかればリーダー論、経営論になる。そのあたりの思いの強さが、氏の凄さだと思う。2015/02/20
Masaru Ikeda
4
経営の神様と言わていた松下幸之助さんだけれど、まったく知らずに本書を読んでみた。102もの教訓が書かれているわけだけれど、幸之助さんのエピソードと合わせて読むとさらに含蓄深いものになる。最後の「あとがき」の結びが本書で一番大切なことだろう。2014/04/27
ひじり☆
3
この本は大好きで、何度も繰り返し読んだ。2015/07/18