私の見た南京事件―日本人としていかに考えるべきか

私の見た南京事件―日本人としていかに考えるべきか

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  • サイズ B6判/ページ数 217p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569557618
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0030

出版社内容情報

  “南京虐殺”と呼ばれる事件を、当時、著者は目撃した。その実像の解明と、日本が結んでいた国際条約との連関を解き明かす好著。    

内容説明

歴史の中で正視すべき現実とは!「南京事件」を目撃した著者が、自らの体験と当時の国際法という視点から、日本人としての理解のあり方を説く。

目次

第1章 私の支那事変参戦記
第2章 南京事件についての三説
第3章 捕虜の待遇に関係のある三条約
第4章 捕虜とは何か
第5章 わが国での捕虜の待遇の変遷
第6章 南京事件の背景
第7章 本事件の歴史的意義
参考 捕虜問題のその後

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Toska

16
『ミッドウェー』『機動部隊』の奥宮正武がこういう本を出していたとは知らなかったが、元々はパイロット出身で南京爆撃にも参加、現地で死体の山や大量処刑を目撃している。『私の見た…』というタイトルに偽りはない。そうした本人の体験と、国際条約(ヘーグ陸戦法規など)から見ての評価が本書の骨子。「虐殺はなかった」「虐殺ではなかった」という解釈のいずれも成り立たないと断じ、当時の日本の行いに厳しい目を向けている。ただ、主として陸軍の責任を問うている辺りは、海軍OBとしてのセクショナリズムが感じられなくもない。2025/09/13

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