出版社内容情報
西郷隆盛が恐れ、坂本龍馬が感泣し、勝海舟が呆れた男、徳川慶喜とは何者なのか。幕末の群像との関わりから最後の将軍の素顔に迫る。
内容説明
西郷が恐れ、龍馬が感泣し、海舟が呆れた男とは？「家康の再来」と倒幕派が恐れた将軍・徳川慶喜。幕末の混乱の中、新時代の到来を予見し、大政奉還の英断に踏み切りながら、その人物評がいまだ定まらぬのはなぜなのか？最後の将軍の実像に迫る。
目次
第１部 最後の将軍・徳川慶喜（天下の副将軍・水戸烈公斉昭；最後の将軍・徳川慶喜；将軍慶喜の大坂城脱出劇）
第２部 慶喜をめぐる群像（前将軍・家茂と皇女和宮；慶喜の助命に奔走した勝海舟；「大政奉還論」と坂本龍馬暗殺事件；徳川宗家と存亡を共にした松平容保；長岡藩「武装中立」論を唱えた越後の雄、河井継之助；戊辰・最後の箱館戦争に敗れた榎本武揚）
