出版社内容情報
声を震わせ、被災地の叫びを報じたNHKアナがこの一年を追う。仮設住宅の夢、彷徨う老人たち……。人の絆がライフラインとなった記録書。
内容説明
声を震わせ、被災地の叫びを全国に届けたアナウンサーの報道記録。
目次
あの日、大地が裂けた―忘れえぬ1995年1月17日
一瞬、町が優しくなった―ボランティアが残したもの
仮設住宅の夢遠く―避離した30万人の行方
泣くことで人は弱くはならない―傷ついた心のケア
障害者は、「障害」に泣いた―誰もが安心できる町を
一度は助かった命なのに―自ら命を絶ってしまった26人
「我が家」に帰れない―住宅再建の壁
都市計画に揺れる町―主人公は誰なのか
求人告広が風に散る―仕事を取り戻したい
6カ月目のカラオケ大会―逝ってしまった肉親に語りかける〔ほか〕
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- 和書
- もりのじゅうたん