出版社内容情報
親であること、子供と一緒に生きること、むずかしく考えすぎていませんか? 子供が言うことをきかなくなったとき読んでほしい、心が軽くなる親子論。
目次
第1章 一男二女あり
第2章 父のこと、家のこと
第3章 家族は「人間」を知る場所
第4章 親にできることは少し
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
3
育児のことだけでなく、自身の生い立ちや当時の時代背景など、とても興味深かった。これを書いた時に60才、新版を出したときに80才、筆者自身が書いているように、内容に古さは感じられなかった。むしろ、この時代の男性が書いたとは思えないくらいに先進的。全体的に、異なる意見を排除するのではなく、いろんな立場の人に配慮して書かれているように感じた。 子供は自分から出てきた他人と常々思っているので、筆者の考え方にとても共感した。自分の考えや理想を押し付けるのではなく、少しばかりのことができるようにしていきたい。2024/11/04