内容説明
「JR帝国」東京・「クルマ社会」名古屋・「私鉄王国」関西。日本の三大都市圏の鉄道事情を比較検証し、鉄道をもっともっと乗りやすくするための一冊。
目次
第1章 鉄道総論
第2章 通勤対策
第3章 都市と新交通システム
第4章 鉄道とサービス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
謙信公
7
前著の東京・関西に名古屋を加え、三大都市圏の鉄道事情を比較検証する座談会。鉄道愛溢れる不平不満満載。券売機の前で財布を出さんと並ぶ前に用意しろ、プリペイドカードとテレホンカードを間違えるトラブルなど、1995年発行ならではの懐かしい光景が見受けられる。今ではICカードが普及し、券売機の切符の買い方を知らない若者が増えた。名鉄新名古屋駅は、本当に何に乗ってよいのかわからない。あらゆる路線が次々に入線、経由地が様々。名古屋人でもわからないようだ。関西はマナーが悪いというが、電車の乗り方が上手ということ。納得。2023/08/18