解体屋の戦後史―繁栄は破壊の上にあり

解体屋の戦後史―繁栄は破壊の上にあり

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569541792
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0030

内容説明

「破壊即建設」を信条に日本の繁栄を裏から支えて来た一人の男。「壊す側」の足跡から“戦後”に迫る、力作ノンフィクション。

目次

第1章 米軍戦車と東京タワー
第2章 教科書のない仕事「解体」
第3章 新潟地震と原油タンク
第4章 東京スクラップ・アンド・ビルド
第5章 高度成長の裏方
第6章 自動車工場のリストラクチャリング
第7章 変わり行く都市の“顔”
第8章 先端技術の解体
第9章 解体のあとのゴミ戦争
第10章 解体の今後

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぞだぐぁ

1
月刊Asahi(後に論座)と言う休刊された雑誌で連載されていた話を加筆した物。 旧日本軍の兵器や朝鮮戦争後に米軍が持って帰るより新しく作った方が安上がりだからってスクラップとして置いてった兵器等を解体して鋼材にした業者の創業者の話。 壊れた工場を解体して場所を開けるだけでは「整理であって解体ではない」と言うなど、解体は鉄を再利用できる状態に持っていくものだというプライドが見える。 また、明治村に玄関が移築された帝国ホテル旧本館解体の経緯等大きな解体の話で解体を依頼した側の人へのインタビューも書かれて(続く2021/11/08

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