内容説明
かつて人は新たな感動と体験のために『旅』に出た。しかし今、そのための手段が多様化し『旅』が大きく変わってきた。本書では、テーマパーク、疑似体験旅行など情報産業社会で生まれた新しい旅の形を検証し、『観光産業』の未来に広がる可能性を提唱する。
目次
第1章 ネオ・ノマド(新遊動民)の時代―人はなぜ旅するのか
第2章 ボーダレス時代のボーダー―人の国際的移動とエスニシティ
第3章 ビジターズ・インダストリー(集客産業)の展開―なぜ人は集まるのか
第4章 フィクショナル・ツーリズム―虚構と現実の旅の文化比較
第5章 情報産業社会とツーリズム―ヒューマン・ルネサンスは可能か
第6章 現代人にとって旅とはなにか
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- 和書
- 特別室の夜 文春文庫