内容説明
戦後半世紀近くを経て、日本社会は成熟化し、次なる発展段階を切り開く転換期にある。従来の政策・制度の洗い直しが必要とされる今、新たな活力社会への道筋のモデルをJR、NTTなどの「民営化」の実例を徹底研究した中から見出していく力作。
目次
第1章 民営化・規制緩和は世界の潮流―新しい指導原理を求めて
第2章 郵便貯金の民営化
第3章 住宅・都市整備公団の民営化
第4章 日本道路公団の民営化問題について
第5章 国立病院・療養所の民営化について―阿久根病院の移譲から学ぶもの
第6章 国鉄からJRへ
第7章 NTT、分割抜きの民営化
第8章 航空運輸産業における戦略的規制緩和政策
第9章 都市道路旅客輸送の規制政策
第10章 宅配便産業の規制緩和
第11章 民営化と規制緩和―日本の経験