出版社内容情報
著者の長年の体験と鋭い洞察から生み出された“人生の知恵”。生きる指針が見失われがちな現在、心をこめて世に問う、貴重な人生の指針の書。味わい深い人生語録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
36
自然の摂理に反すると、いつかしっぺ返しが来る。人には常に感謝する。特別なことではないはず。2018/07/12
maimai
29
偉大な経営者である松下幸之助さんがよき人生を送る上で大切な心得を説いています。心に残った言葉は人は熱意と誠意に動かされるという言葉です。上手い下手ではなくて一生懸命に取り組んだかどうかが大切なのですね。人を動かすのは能力じゃなくて心。また続けること、辛抱することも心に残りました。物事がうまくいくことなんて滅多にないから、辛いときを頑張って耐えれば周りの情勢が変わって思わぬ成果が挙がる可能性があるから辛抱するということを大切にしたいです。2016/04/07
mkt
3
自然の理にかなったことで、事がならないことはない。何にもとらわれない素直な心で、何が理なのかを見極めつつ行動する/自分に与えられた天分を完全に生かしきる。そこに自他ともに満足し得る人間としての正しい生き方があり、成功がある/こわさを知る。怖さを自ら求めてそれに恐れを感じつつ身を慎んでいく/迷った時は人に意見を求める/学問はあくまで人間にとっての道具/病を恐れて遠ざけていては後から追いかけてくる。仲良く親しむ/悩みがあるのは自分がとらわれた見方をしてるから/ 20210406読了 110P 13分2021/04/06
nob
3
装丁がいい。表紙のざらざらした手触り、ノスタルジックな挿絵。柔らかい文章は心に浸透する。自然の理に逆らわず、運命を受け入れ前向きに諦める、その上で人事を尽くそう。人間を信じ、一人一人の本分を見極め、生かそう。内容的には、よくある昭和の人の訓話といえばその通りかも。でもこういう本は、内容だけでなく、読み手に素直に受け入れ態勢を取らせるプラスアルファが重要だと思う。文体とか装丁とか書いた人がどんな人かとか。2014/11/04
うさっぴ
2
読みやすく分かりやすかった。2015/07/30