出版社内容情報
事業一筋半世紀、その豊富な体験と深い思索から説く商売のコツ、ビジネスの基本の数々。いかなる時代にも通ずる商売の初心・本質が淡々と語られる名編。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akira
26
久しぶりのの松下幸之助先生。 今回もハッとさせられることが多かった。一貫して語られる、商売人として、人として大切なこと。 最近の日本は、独善的傾向が非常に強くなってきたと感じる。目先の利益、自社及び狭い範囲の利益ばかりに目を向ける。今こそ、先生の言われたように、三方良しの精神に立ち返る時ではないか。 何のための仕事か。何のための商売か。真摯に考え悩む中に、道はある。 「思うに、日本が大きな仕事をするという一つの立場に立って、一番大きな欠陥は何かというと、人を粗末に使っているということです」2014/04/30
Studies
4
☆☆☆2021/05/22
うさっぴ
4
装丁が好き。松下幸之助の商売に対する考え方が分かって面白かった。2016/06/04
Splash
1
経営の神様の言葉に大いに期待して読み始めたが、お店とお客の距離が近い時代の店側の心構え集のように感じた。ただ、安売りによる過当競争ではなく、しかるべき値で売り、メーカーも店も客もうまく収まる持続可能な商売を目指すべきという点は、簡単ではないが、目指すべき姿なのだろうと思った。2017/01/12
JEN
1
父親が大好きだった経営者の一人。これが書かれたのが約40年前。本当に良書というものは、何年経っても心に染みる。2016/01/04