内容説明
恐竜の王ティラノサウルス、巨躯マンモス、獰悪なる牙を持つ剣歯虎…。古代猛獣の興亡は肉体と肉体の闘いそのものであった。この力の世界に「知能」という武器だけを持って参入し、これを征した人類は、まさに「超猛獣」だったのか。
目次
はるかなる恐竜たち(ティラノサウルスの前足はなぜ小さい;ステゴサウルスは骨板で勝負する;ケツァールコアトルスはどうやって飛んだか;デイノケイルスが「恐怖の手」と呼ばれるのはなぜか? ほか)
巨大哺乳類の悲劇(恐角獣ウィンタテリウムは北極圏に生存していたか?;史上最大の陸生獣はバルキテリウムか?;メガテリウムとステラー大海牛はどんな体形をしていたか)
古代猛獣の興亡(最初の猛獣はオキシエナか、それともミアキスか;史上最大の猛獣はアンドリウサルクスか;ホラアナライオンは実は“百獣の王”ではなかった?;サーベルタイガーはどこから来たか;サーベル牙はどのように“開発”されたのか? ほか)
人類と古代猛獣の戦い(サーベルタイガーはヒトを捕食したか?;ネアンデルタールは何をどのように狩猟したか?;クロマニヨンが滅びたのは家畜を手に入れられなかったため ほか)