感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワタナベ読書愛
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1989年刊行。「森に生まれたきのこ」。日本の森林で見つかるキノコの種類、特長、育ち方、役割などを解説する科学絵本。胞子はわずかな風で相当な距離を飛ぶし、樹木の根っこの周りに住んでいる菌類は、担当の樹木と共存・共栄して、お互いに必要な栄養素を交換して暮らしている。植物の硬い組織を分解して土に戻す清掃業も担い、人間には食材・薬・毒を提供している。本当に無駄のない生き物。大きな画面で迫力があり、解説もわかりやすい。大人になってから学習絵本を見ると、当時の大人たちの善意に触れるようでうれしい。中高年におススメ。2025/05/12
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