内容説明
女優をめざして七転八倒。なのに…気がついたら物書きになっていた。人見知り、泣き虫、臆病を自認する著者がいかにして、大の男も二の足を踏むような世界にとびこんでいったか。脅され、電話を切られ、ピシャリと戸を閉められ、それでも極道の妻たち、代議士の妻たち、イメルダ夫人、エイズ患者と取材を続けた日々…。その胸の内を綴る。
目次
1 極道篇(極道に逢いたい;山口組系の親分に逢った日;姐さんが私の部屋にやって来た;映画「極道の妻たち」封切り)
2 女優篇(女優になることを思い立つ;意地と涙のマクドナルド;出版社勤務から映画に出るまで)
3 海外篇(手がしびれ、エンピツ持てず、病気になった私;イメルダ夫人に恋して;今、何をしたいかが判った)〔ほか〕