さよなら、大衆 - 感性時代をどう読むか

さよなら、大衆 - 感性時代をどう読むか

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569213286
  • NDC分類 914.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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2024年にもなって藤岡和賀夫を読んでどーすると呆れるなかれ。「大衆から少衆へ」「感性社会」「軽」「ホモ・クレアンス」と独自の用語を駆使しながら新時代の到来を捉えようとする1984年の試みが、今日の目から見ても鮮度を失っていないのに驚くから(おじさんの古めいた世代論と化している部分ももちろんあるけど)。観念的じゃないのが大事なんだろうな。あくまでも市井に生きる生活者の立場から時代の変化を捉えようとする嗅覚 。序文に漂う「広告屋の矜持」といった凛々しさも見逃せない。2024/06/29

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