著者等紹介
さとみきくお[サトミキクオ]
里見喜久夫。株式会社ランドマーク代表。サッカー文化をひろげるプロジェクト「FOOTRACK」を立ち上げ、Jリーグを目指すサッカーチームの支援や、ドイツWカップを記念して「サッカー選手のいない写真集」を企画発行。Webサイト「おっちゃん書房」を主宰するなど、さまざまなテーマで活動中
しんどうけいこ[シンドウケイコ]
進藤恵子。イラストレーター。1996年第38回NYソサエティオブイラストレーターズ国際部門入選、1999年、ザ・チョイス年度賞受賞、2001年第80回NYアートディレクターズクラブ賞など、多数受賞
いわきたかこ[イワキタカコ]
岩木貴子。翻訳者。早稲田大学、ダブリン大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
108
何気なく手にした絵本は、想像をはるかに超えている内容だった。ちいさな子どもたちが読む、絵が多い絵本。言葉を教えるための、教育的な内容かと思っていたら、大きな間違いだった。食物連鎖のながれを、端的に、実に端的に説明しているのです。草→牛→牛乳→人間、こんな感じで食べて、食べられて循環していくながれが描かれているんです。ただ、それだけなのに、実に深くて、考えさせられます。頭が硬くなった大人が読むと、反省しきりな感じなのです。でも、きっと子どもたちが読むと、何か素敵なものが生まれそうな気がするんですよね。2015/09/08
パフちゃん@かのん変更
53
「食べ物のいのちをまっとうし、食べ物から与えられた自分のいのちをまっとうする」がこの本のテーマらしい。食物連鎖の頂点に位置する人間。自然界に貢献するどころか破壊ばかりしているようにも見えます。いろんな生き物の命をいただいて生きている人間。せめていただいた命を大切にして生きたいものです。自然界への貢献は・・・。2017/09/22
ぱお
24
短い文ですが、奥深い意味を感じました。読んでよかったです。2019/09/14
ぱお
19
人間が一番非力かも・・・2019/10/05
anne@灯れ松明の火
17
先日読んだ『しんでくれた』を思い出した。植物、動物の命をいただいて生き、大きくなっていく私たち。決して「なんにもならない」わけではないはず。2014/07/02