内容説明
本書の特徴のひとつである緻密なエッチング調のトレース線は、原画の持つ美しさのディテールをあますところなく表現した手法で、初めて塗り絵にチャレンジする人のために、原画そのままに描けるようにしたものです。さらに、もうひとつの特徴は、塗りやすくて発色のよい高級画用紙を使用していることです。この緻密なトレース線と高級画用紙の２大特徴を活かして、ご自分の感性による色付けもできます。例えば、十二単などの文様はお好きな色を使い、さらっと描くだけで麗しいあなたの百人一首に仕上げることができます。
目次
１ 河原左大臣
２ 在原業平朝臣
３ 菅家
４ 清原深養父
５ 大弐三位
６ 伊勢大輔
７ 左京大夫道雅
８ 良暹法師
９ 崇徳院
１０ 式子内親王
著者等紹介
小峰和子［コミネカズコ］
仏画家。１９４３年埼玉県本庄市に生まれる。１９８１年より現代仏画の第一人者染川英輔画伯に師事し、助手を務める。東京練馬の慈雲山曼荼羅寺観蔵院併設の曼荼羅美術館館長。現在、染川画伯の１９８０年以前の作品とネパール伝統美術作家ロク・チトラカール氏の作品を展示する第二美術館を計画中。大正大学オープンカレッジ講師、読売カルチャー錦糸町講師、寶蓮寺（亀戸）仏画教室主幹として仏画の指導にあたっている。主な作品に、真言宗智山派宗報表紙絵２４点（１９９２～９３年）、観蔵院薬師堂天井絵２点（１９９３年）など。１９９９年よりＮＧＯ活動としてネパール、ラディン郡ライカル村アンナプルナ小学校などで子どもたちの支援にあたっている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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