内容説明
カップヌードル、ほんだし、キリンラガービール、カール、キャンパスノート、コンビニの看板、百貨店の包装紙、ヤクルト、三菱ユニ、テレビ局のマスコット…etc定番デザインの秘密を探る。
目次
1 身近なプロダクト(歯ブラシ;乾電池 ほか)
2 パッケージデザイン(タバコ;カップヌードル ほか)
3 企業のロゴマーク(百貨店の包装紙;紀ノ国屋 ほか)
4 公共のデザイン(A‐Z;パスポート ほか)
著者等紹介
渡部千春[ワタベチハル]
1969年新潟市生まれ。93年東京造形大学卒業後、渡英。ロンドンでデザイン事務所、雑誌社のアルバイトなどをして過ごす。94年より『デザインの現場』にレポートを執筆。96年帰国後、東京をベースにフリーのライターとして活動を始め、主にデザインについて執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅
75
ヤクルトの容器、三菱Uni鉛筆、百貨店の包装紙。大変興味深く読みました。2016/09/19
kinkin
71
電池、ノート、タバコからコンビニ、JRや航空会社他の意匠まで商品やサービスにおいて不可欠のデザインについて写真と解説で紹介されていた。普段当たり前のように接している様々な商業デザイン。それは物を買ったりサービスを受けるときに値段の次に考える選択肢ではないか。過去からマイナーチェンジを繰り返し時代や生活の変化にも対応し続けている。田中一光、亀倉雄策、和田誠他一流のデザイナーが手がけたものも多いことを知った。街を歩くとき気にしながら歩くのもいいかもしれない。図書館本。2016/09/08
ねむねむあくび♪
57
なかなか面白かったですが、この本の出版が2004年なので、デザインの古さは否めない…( ̄▽ ̄;)(笑)最新バージョンも読んでみたいな~。2017/02/06
さおり
42
図書館本。色々なもの(日用品が多いかな)のデザインについて、その写真とともに解説されている。プロ野球のユニフォームのページもありましたが、2004年当時のものなので、まずもって球団が違う。最近のものについても見てみたいけど、デザインて古くなるのも早いから難しいなと思う。2017/03/23
えり
21
日ごろ、そこにあって当たり前のものでも、必ず誰かがデザインしている。キャンパスノートやマッキー、コンビニ看板の色、キリンビールのロゴにヤクルトの形・・・。長寿のデザインは安心を与えるし、必ずそれとわかる秘密がある。そういったもの達の、実は少しづつ変化している様や、企業の努力、変わらない強さと変わる勇気を、少し垣間見ることができる一冊。・・・ロングセラーであるが故の苦悩・・・あるでしょうねぇ!!2013/07/01