内容説明
早わかり年表で近代美術の歴史を知る。名作150点を130ページのカード形式で見る。6つの評論から近代美術をさらに読み解く。知っておきたい作品の見どころを一挙紹介。
目次
五姓田義松
原田直次郎
黒田清輝
長沼守敬
浅井忠
青木繁
大下藤次郎
原撫松
新海竹太郎
竹内栖鳳〔ほか〕
著者等紹介
北澤憲昭[キタザワノリアキ]
美術評論家。女子美術大学教授。1951年東京都生まれ。78年に美術批評の執筆を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ikatin
6
肩の力を抜いて“眺め”読み。目次の作家名を見て作品がいくつか思い浮かべきれるのが25人でした。見たことある作品としたらもう少し増えるんだけどね。今回の意外な収穫は八紘之基柱の由来と長崎26聖人の作者を知る事が出来た点かな。(図書館)2022/01/22
月と星
4
★★★★年表や本書の見方まであり、サービス良いです。日本人限定名作紹介。個人的にはもっと入れてもらいたい芸術家が数名いますが。2013/06/18
石ころ
2
図書館本。わたしは日本画が好きなのかもしれない。2024/02/09
へんかんへん
2
狂女とか炎舞とか パラパラ2014/10/28
ybhkr
1
最近、山下清展で「東京のやけたとこ」を見たばかりなのでタイムリー。東郷青児の美の巨人たちも視聴。近代と一言で言っても百年くらい?そんな長い時間の中からセレクトされた150人。東京近代美術館やトーハクにはよく行くのでおなじみの作品も多かった。高村光太郎の手。光太郎は詩人で智恵子の夫のイメージでしたがこの手を見て光太郎のブロンズに本職を感じた。近美の川端龍子・草炎も最近じっくり見て素晴らしいと思った逸品。元洋画家とは知らなかった。何度も繰り返し見た絵もまた見たいし、見たことのない絵も見たくなった。2017/10/05