日本やきもの史

日本やきもの史

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  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784568400489
  • NDC分類 751.1
  • Cコード C3070

内容説明

縄文時代から平成の現代まで、はじめてコンパクトな1冊にまとめられた待望の日本陶芸全史。オールカラー掲載作品270点を駆使して展開する平易な本文。巻末に、日本陶芸の技術・様式系統図、近・現代やきもの関連年表、平安・鎌倉・室町・江戸各時代の主要窯場地図、用語解説など、充実した参考資料を付す。やきものの勉強と鑑賞に、ぜったい必携の入門・案内書。

目次

縄文時代―土器時代1万年
弥生・古墳時代―土器から須恵器へ
奈良時代・平安前期―施釉陶の展開
平安後期・鎌倉・室町時代―花開く地方窯
桃山時代―茶陶 新しい美の創造
江戸時代(伊万里焼 磁器の誕生;京焼の発展)
明治時代―絢爛たる装飾陶磁
大正時代・昭和前期―芸術性・精神性の追究
現代(昭和後期・平成)―個性の時代 伝統と前衛

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もるーのれ

2
実家に置いてた本を再読。縄文から現代までのやきものの通史。図版がふんだんで、巻末の参考資料も充実している。大陸・半島や国内の生産地間での影響関係や当時の時代背景などが丁寧に記述されていて分かり易い。初版が四半世紀前なので、見解が変わっている所もあるだろうけど。また、普段は考古資料として焼き物に触れているので、美術史的な観点だと認識が相容れない所は無きにしもあらず。2025/01/04

秋津

0
土器から20世紀の表現としての陶芸まで、日本における焼物の歴史についてまとめた一冊。本書において「爆発」と表現されている桃山時代の茶陶の破格さと、戦後において「用」を超えた新しい造形としての陶芸をその他の時代の焼物と比べながら特に面白く拝読。そしてなるべく耳学問はやめようと決意。後は単なる誤記ではあるものの、越前焼の発祥を福岡県としているのを見付け、ほかにもその手の間違いはあるまいなと警戒してしまうなど。さすがに入門書でそういうのは御勘弁を。2016/06/01

A

0
今回はざっと読み。好きなところだけ精読。解説がとにかく多い参考書。歴史が系統立てて読める。付録の系譜&年表が初心者にはありがたい。2013/02/04

29

0
陶芸史がだいたい分かるので、陶芸やってる人は読んで損の無い本

テプコにゃん

0
美術出版社特有のクッソ上質な紙に全頁カラー図録が盛りだくさんで、パラパラとめくるだけでも気持がいい。巻末の系統図やら窯の分布地図やら用語集やらも有用さう。本文のほうはいかにも通史といふ感じで、血湧き肉踊る趣に乏しい感じがあるけれど(この手の本にそんなものを期待するべきではないけれど)、まあ脇に置いておきたい一冊ではある。2021/03/21

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